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味噌

もう誰も読んでくれないブログに書き記すこの行為、
映画オデッセイのごとし。

 

サイトの更新費用はちゃんと払えてるのかな…

前に杉本さんから一括で請求きたからな。

8万円奢ってもらった直後だったので、有無をいわさない感じだったなー。

(秒で払いました)

 

・・・・・

 

自分の中で「デザイン」としての仕事の中で

一番尊敬できるジャンルは「本」だと思っている。

文庫本でも雑誌でも絵本でもエロ本でも。

 

自分の中での初めての「デザイン原体験」も本だった。

 

実際に本の仕事もいくつか担当させてもらったけれど

他のデザインの仕事とは違う。という印象だった。

 

 

僕が感じる一番の違いとしては、

「対相手との距離が最も近い」ことだと思う。

 

歩いていて目に飛び込んでくる広告などとは違い

自らの意思で手にして、ページを開きその世界に没頭する。

目と本の距離は10cm程度。

もちろん、読む人は「著者の声」を聴きたい。

でも一番近い距離でデザインも見られている。

 

デザイナーの立場としては

違和感にはならない、でもふと意識の中には残る。

 

のような、この矛盾がなんとも奥深い。

 

 

僕は中学生の頃、ストリート雑誌「Ollie」に夢中だった。

(終わってしまうのが寂しいです。)

東京のストリートシーンやファッション、音楽、グラフィティアーティストなど

雑誌の隅々まで読みあさっては妄想を膨らませていた。

その頃は身の回りにネットなんてなく、雑誌の世界が全て。

田舎のガキには、このオカズだけで飯が何杯もいけた。

この時の想像力や探究心(あのラッパーの弟はあのスケーター!?みたいな)は

デザインのジャンルも含め

今の自分を整形している大きな要素でもあると思う。

 

当たり前だけど、今思い返すと

当時の自分は「ブックデザイン」のことなんて全く意識していなかった。

でもその誌面はしっかりと覚えている。

写真、文字、色、紙質。

「言葉」としてだけではなく「面」で覚えている。

 

このような自分の体験から

目との距離が一番近いデザインを「面」として記憶の片隅に残るような

デザインができたらと思っている。

 

・・・・・

 

そんな僕も立ち上げの一人として

熊本のzineイベント「味噌天zine」を開催予定です。

 

熊本にある地名「味噌天神」からダジャレ的に取っただけのネーミングです。

(ネーミングは山口亜希子さん。ずっとzineを『ザイン』と思っていた。)

 

でも「味噌」って各家庭に必ずあって「我が家の味」があるなぁと。

脇役のような、でも実は主役のような。

zineに感じる個人の内面的な思考や嗜好を表現するには「味噌」っていいなーと。

あ、「発酵」と「発行」がかかっている、とか

「手前味噌」なんて言葉もあるし、なんて。

 

と、いうことで

味噌にひっかけて「三十(みそ)」冊のzineを

熊本の30組のクリエイターさんにお願いしています。

 

10cmの距離から隅々まで見たくなるような

30通りの「我が家の味」を味わうのが今から楽しみです!

 

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